1 ITの進展から派生する諸課題に関する学術シンポジウム | 日本学術会議(第23期)第3部 情報学

ITの進展から派生する諸課題に関する学術シンポジウム

主 催
日本学術会議情報学委員会 ITの生む諸課題検討分科会
共 催
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所
後 援
一般社団法人情報処理学会、国立研究開発法人情報通信研究機構
日 時
平成29年8月9日(水)10:30~17:15
場 所
日本学術会議 講堂(東京都港区六本木7-22-34)
アクセス
東京メトロ千代田線「乃木坂」駅5出口

開催趣旨

科学技術の発展は、私たちに多大なる恩恵をもたらしたが、一方でこれまで存在しなかった新たな問題も引き起こしている。このように科学技術の「光」及び「影」とは何か、「影」の克服事例、科学技術の社会に与える影響、規制が科学技術や社会と経済の発展に及ぼす影響を対比させ、その適切なあり方を提示することを目的として、第三部において「科学技術の光と影を生活者との対話から明らかにする」分科会が2015年に設立された。このような「光」と「影」の問題が深刻化している科学技術分野は様々であるが、情報技術(IT)もその一つである。すなわち、ITは発展が目覚ましく、また、それが一般の人々の身近な生活の場面に浸透しているだけに、この分野における「影」の部分が、大きな社会問題となっている。本シンポジウムでは、IT分野に特化した「光」と「影」について議論し、その適切なあり方を提示することを目的とする。

プログラム 【今後、内容に多少の変更が生じる場合があります】

(司会)東野 輝夫(日本学術会議第三部会員、大阪大学大学院情報科学研究科教授)

10:30-10:45
開会挨拶
喜連川 優(日本学術会議第三部会員、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構国立情報学研究所所長)
10:45-11:15
講演「多数のAIが連携する世界における法的枠組み」
須藤 修(東京大学大学院情報学環教授)
11:15-12:00
講演「AIの発展によって人間の職業はどうなるか?」
桑津 浩太郎(株式会社野村総合研究所研究理事)
12:00-13:15
(昼食・休憩)
13:15-14:00
講演「Transparency and Accountability of Algorithmic Systems」
Nozha Boujemaa(Research Director at INRIA, Director of Convergence Institute I2DRIVE (Interdisciplinary Institute for Data Research: Intelligence, Value and Ethics, Head of TransAlgo National Scientific Platform for Transparency and Accountability of Algorithmic Systems))
Abstract: Data are everywhere in personal and professional environment. Algorithms making sense from these data are pervasive in more and more digital services. Rising benefits from Big Data and AI technologies have wide impact on our economy and social organization (autonomous cars, conversational agents, health-care and well-being or public services etc). Transparency and ethics of such algorithmic systems (conjunction of data and algorithms) become increasingly important properties for trust and appropriation of digital services. The development of transparent and accountable-by-design data management and analytics methods, geared towards humans, is very challenging for data science and AI research communities and represent competitiveness factors for industry players. An overview of these challenges will be presented together with the sate of play at the international level.
14:00-14:25
講演「人工知能研究の課題と解決策の可能性」
堀 浩一(東京大学大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻教授)
14:25-14:50
講演「プライバシー保護の技術と展望」
中川 裕志(東京大学情報理工学系研究科、特定国立研究開発法人理化学研究所革新知能統合研究センター(AIP) 社会における人工知能研究グループディレクター)
14:50-15:15
講演「マテリアルズインフォマティクスの現状と展望」
伊藤 聡(国立研究開発法人物質・材料研究機構統合型材料開発・情報基盤部門情報統合型物質・材料研究拠点長)
15:15-15:40
(休憩)
15:40-16:00
講演「人工知能とどう付き合う?」
原山 優子(総合科学技術・イノベーション会議 常勤議員)
Abstract: 人類がこれまでたどってきた道のりは、技術の進歩と社会変革の相互作用により歴史が刻まれてきたわけだが、17世紀以降にはこの関係性に科学が加わり、産業革命が起こり、そして今日データ駆動型社会を実感しつつある。
機械による労働の代替は生産の効率化とともにミクロレベルでは雇用の減少をもたらし、また社会に利便性をもたらす技術も時として想定外の使い方がなされてしまうなど、科学技術は「光」と「影」の狭間を縫いながら進歩の一途をたどってきた。しかし、今日我々が体験するデジタル化、ネットワーク化、人工知能技術の浸透といった波はそのスピード、スコープからして社会そのものに及ぼす影響は計り知れない。またこれらの技術の進展に対して社会的受容及び制度的対応とのギャップは広がる一方である。過去の経路の延長線上に解を見出すことが困難な状況にあって、問われるのが科学技術との「賢い付き合い方」と考える。ここでは「人工知能と人間社会に関する懇談会」(総合科学技術・イノベーション会議)での議論を踏まえて、この点を深堀したい。
16:00-16:05
(パネル準備)
16:05-17:10
パネル討論会
  • 安浦 寛人(日本学術会議第三部会員、九州大学理事・副学長)
  • Nozha Boujemaa(Research Director at INRIA)
  • 堀 浩一(東京大学大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻教授)
  • 中川 裕志(東京大学情報理工学系研究科、特定国立研究開発法人理化学研究所革新知能統合研究センター(AIP)社会における人工知能研究グループディレクター)
  • 原山 優子(総合科学技術・イノベーション会議議員)

  • 喜連川 優(日本学術会議第三部会員、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所所長)
17:10-17:15
閉会挨拶
安浦 寛人(日本学術会議第三部会員、九州大学理事・副学長)

本件に関する問い合わせ先

東野 輝夫 (大阪大学 大学院情報科学研究科)
higashino (a) ist.osaka-u.ac.jp ((a)を@に置き換えてください)
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-5

参加申込み

下記の事項を明記の上、メールで e-science-sec (a) nii.ac.jp 宛お申込みください。((a)を@に置き換えてください)

(1) お名前:
(2) ご所属:
(3) E-MAIL:
(4) 今後の広報を充実させるべく可能な範囲で本シンポ情報を得られた状況をご教示下さい。
(a) 学会等のメイリングリスト(学会名   )
(b) 会社や大学内からの案内
(c) その他 (     )
(5) 今後の日本学術会議情報学委員会に関するご連絡を希望されますか? 
Yes / No
(6) 連絡事項:

参加申込みメール送付先

シンポジウム事務局 (国立情報学研究所)
e-science-sec(a)nii.ac.jp ((a)を@に置き換えてください)

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